自分自身の身と心を削って子供を育てられるかどうか・・・・。

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自分自身の身と心を削って

数年前に放送されていた、天国からの手紙という番組で江原啓之さんが自分の子供を最後まで信じられるのは、「自分自身の身と心を削って 子供を育てられるか どうか・・。身と心を削ったものに対して”自分が入る”んです。」とお話しされていました。

私はこの言葉を聞いて、全ての真理がここにあるなー。と直感的に感じました。

ほんと、便利な世の中です。家事や育児ありとあらゆることに代行サービスが存在します。プロにお任せするほうが早いんです。上手なんです。そして、その空いた時間は自分の時間にすることができるんです。やはりステキですねw とても魅力的です。

私もサラリーマン時代には代行サービスを上手に使うことが現代的だと思っていました。仕事も忙しいし、付き合いも多かったから。その時に構築したシステムや成果物に対しては、なるほど今になっても愛着すら感じています。

ただ、私生活を振り返ると当時の子供たちと過ごした時間や妻との会話、スーツやネクタイ、写っている写真に至っても

今感じるのは少し希薄な感じがすることです。だから冒頭の言葉

「自分自身の身と心を削って 子供を育てられるか どうか・・。身と心を削ったものに対して”自分が入る”んです。」が僕に何かを訴えようとして残っていたんだと思います。

 

「いやいや、自分の人生や時間も大切にしたい!」そう思う方も多いでしょう。ごもっともです。なにも犠牲にする必要はありません。

大切なのはこの子達に自分をどれだけ削っているか、であり”犠牲”ではないことです。IT業の傍ら運営している塾でたくさんの子供たちに出会います。今はうまく言い表すことができませんが、親子の絆がしっかりしているおうちでは親御さんが”犠牲”ではなく、しっかり心と身を削っていらっしゃることです。

 

植物は花を咲かせ、花びらを散らし、実をつけ子孫を残していきます。 立派な花をつけたまま実をつける植物は自然界に存在しますか?どうでしょう。

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